鉄道雑感

「鉄道雑感」でありますが、鉄道に限らず様々な私見を述べていきたいです。

現金であることのメリット

 皆様、こんばんは。

 

 10月1日から増税になり、PayPayなどのスマートフォン決済を使ってみる、クレジットカードを使ってみるとの対策を取られている方もたくさんいらっしゃることでしょう。2020年6月までは消費者還元事業として、中小小売店でPayPayやクレジットカードを利用すると5%、コンビニエンスストアファストフード店などでは2%差し引かれます。還元方法は、その場の場合もあれば、後日ポイントがつ付く場合があります。なお、セブンイレブンの場合は、その場で還元してくれます。

 

9月28日に「クレジットカードのすゝめ‥現金主義の脱却を目指す」を書きました。今回は、現金主義も別に反対ではないということを記していきます。
 宜しくお願い致します。「カード主義のすゝめ」も兼ねて読んで頂けると幸いです。

 



 ①現金主義のメリット

 私は、4か月ほど前までは、現金主義でした。クレジットカードは、保険料の支払いやえきねっとなどの切符購入、電化製品の購入ほどでそれ以外は現金でした。今までの自分のように「あくまでも現金主義だ」と通している方も一定数いらっしゃると思います。そのような方々に私が思う「現金主義のメリット」について語っていきます。

 

ⅰ:使いすぎの心配が少なくて良い

 現金であれば、一定数しか持っていきませんので、むやみにお金を使う心配はありません。お金がどんどん減っていくのが目に見えていたら使い方を考えると思います。

 

ⅱ:現金主義の店は安い傾向にある

 現金主義の最大のメリットは、店側が安く商品を提供できる可能性が高いということです。

 店側がクレジットカードを導入することになると、クレジットカードの加盟店になります。クレジットカードの加盟店として、客側がクレジットカードを使用した場合、クレジット会社に5%程度の手数料をカード会社に支払わなければなりません。クレジットカードに手数料を支払わなければならないということは、「手数料の上乗せ分を高くして商品を売らなければならない」ということです。クレジットカードを使う分、若干高く売らざるを得ないのです。

 

 私の家の近くに「Big-A」という店があります。

Big-A Discount Foods

Big-AロゴマークBig-Aホームページより)

 

 「Big-A」は、食料品や日用品を扱うハードディスカウントストアです。関東一円で多く店舗があります。食料品や日用品の値段が概して安く、品質もなかなか良いです。他のスーパーマーケットであれば、日によってものの値段が変動しやすい傾向にあります。調味料などもセールをやっているときには本当に安いですが、セールが無いときは、案外高い値段だったりします。そういう意味では相対的に「Big-A」は安いといえます。他のスーパーマーケットが高くても「Big-A」の方が案外安いことがあります。

 

 安定して安くできる理由の一つとして、「すべての店で現金主義」というのがあります。他にもポリ袋配布禁止(購入は10円+税)や最低限の広告など工夫されることは多くあります。

 近くに「Big-A」があれば、ぜひとも買い物してみてください。

 

 ほかにも「日高屋」や「幸楽苑」もクレジットカードは使えません。

 「日高屋」は、埼玉県に本社があり、埼玉県を中心とした関東一円で店舗があります。中華そばで390円、餃子が230円、野菜たっぷりタンメンが520円とかなり安いです。普通のラーメン屋であれば、ラーメンだけでも700円するのはざらですから。

 

 以上の事例から、支払を現金のみにすることによって、「加盟店手数料を払わない代わりに価格で還元する」ということが考えられます。「価格で還元する」という意味では、時々空き倉庫などで服のバーゲンをやっていることがありますが、そのような場合でも安く、良い服が売られていることもあります。品質もなかなか良いです。私は、夏の半そでの服を買いましたが、1200円で買いました。結構気に入っています。

 

 現金しか受け入れていないお店を狙ってみると、安くて良いお宝が発見できるかもしれません。

 

②現金にての注意点

 今はキャッシュレス化が進む中、現金のメリットも享受できることが良いことだと考えています。現金主義をうまく乗り切る為には、注意点もあると考えています。

 

 ⅰ:ATMは注意して使いましょう

 今、コンビニなどでATMがたくさんあります。それだけ色々なところにATMがあり、お金を引き出すことが容易になっています。その分、無駄遣いの温床となっています。

 お金を引き出す時は、期限を決めるのが良いと思います。例えば、2週間に1回引き出し、引き出した範囲内でお金を使うことが必要であると考えています。その時に注意して頂きたいのが、「ATMの時間外手数料を取られない時間帯に引き出すこと」です。今、休日にコンビニで引き出したら、210円取られますので、注意が必要です。それをやるには、お金の管理を細かくやらないと厳しいものがあります。

 

 ⅱ:レシートは捨てないようにしましょう

 よく、コンビニへ行くとレシートが捨てられることが良くあります。レシートを捨てるということは、「いくら使ったか」が分からなくなることです。クレジットカードであれば、使った履歴が残っていますが、現金の場合、レシートを捨てたらいくら使ったのかが分からなくなります。それは、使途不明金」が増えるということになるのです。そのことが、「無駄遣いを増やす」原因になります。

 

 現金主義の最大のデメリットは、「家計管理が難しい」ということにあります。消費税が増税した今、お金の使った履歴というのはより重要になります。それだけは、注意して頂きたい点です。

 

 以上をもちまして、現金主義のメリット・デメリットを記しましたが、現金は現金なりの楽しみがあります。お年玉を現金で貰えれば嬉しいですし、何か臨時ボーナスなどで現金を貰えれば、それも嬉しいことでしょう。現金は500円玉貯金などもできることも一つの醍醐味かなと言えます。

 

 現金しか受け入れない店を見つけた時、「なぜ、現金しか受け付けないのだろう」と考えてみるのも面白いと思います。今もまだまだ現金主義のところもたくさんあります。そのような発見をすることによって、面白みが増すと考えます。

 

 ぜひとも、お金を使うことを楽しんで、人生をより豊かに過ごされることを願っています。