鉄道雑感

「鉄道雑感」でありますが、鉄道に限らず様々な私見を述べていきたいです。

楽天カードは初心者向けではないーリボ払いの罠

 今日は、クレジットカードのお話を致します。

 今回のクレジットカードのテーマは、

 楽天カードです。

 

楽天カード

楽天カード (楽天カードサイトより抜粋)

 

 「楽天カード」は、年会費無料で、楽天市場で買い物をするのに使うにはとても便利なカードです。楽天カードを使って楽天市場を使ったら、最低3%のポイントが入ってきます。外で買い物をしたときに「楽天カード」を使ったら買った金額の1%は、楽天ポイントとして還元されます。クレジットカードの中では、結構高還元な部類に入ります。(実際、還元率0.5%のカードも多いです。)

 

 

1⃣楽天カードが難ある理由 (価格.comの意見から)

 しかし、年会費無料で、会員も多いがゆえに初心者が初めの1枚として持つには難があることも事実です。ネット(価格.com)で調べると、以下のようなことが聞かれます。

 

①オペレーターがつながりにくい

 会員が多いため、オペレーターにつながりにくいことが多々あるようです。電話を掛けてから10分程待つこともあるようです。オペレーターによる問い合わせ(コンタクトセンター)は、通話料有料です。自動音声専用ダイヤルは無料になります。

 

リボルビング払い(以下リボ払い)の契約をした覚えがないのにリボ払いになっていた

 リボ払いとは、月々に支払う金額を同額にする支払い方法のことです。金額の設定方法は各人が決めることができます。但し、利子が掛かります。通常の1回払いは利子は掛かりません。詳しい説明は、その後致します。

 

 契約時に間違えて、リボ払いに選択をしてしまうこともあるようです。また、「カード利用のお知らせ」が楽天市場などで購入した場合、登録したメールに入ります。そのメールの中に「リボ払い変更選択」を押してリボ払いに変更することもありえます。

 

 楽天カードは、リボ払いにされやすいカードであることを把握した方が良いです。私は、他のカードを利用したことがありますが、楽天カードほど「リボ払い」に引き込まれやすいカードはあまりないです。楽天カードでリボ払いにすると「楽天ポイント3000ポイント」入りますという宣伝があります。ポイントに釣られてリボ払いに変更するお客様もいらっしゃるかもしれません。

 

③広告がメールにたくさん届く

 楽天カード契約時に、広告配信設定を変更しない場合、メールが毎日のように届き、メールに広告が多く溜まるという事態が起きているようです。広告メール受信を希望しなければ、最低限のメールしか届かないようになっています。

 

 この3つが主に難点といえます。

 私自身は、楽天カードを契約したばかりですので、使い勝手につきましては、これからのことが多いですが、今時点は、満足しております。

 広告受信を希望していないにチェックを入れましたので、最低限のメールで済んでおります。

 

2⃣リボ払いの罠

 次に楽天カードの難点で挙げた「リボ払い」の罠について皆様に伝えます。

 リボルビング払い(リボ払い)とは、毎月の支払額を一定の金額に固定し、金利とともに返済する支払方法です。支払額は、カード使用者が設定することができます。但し、年利が概ね15%程度も掛かります。(カード会社によって異なりますが、おおむね15%前後です。)

 

 年利が15%というのがくせものです。

 年利ですので、早く返せば返すほど、利子は少なくて済みます。日が長くなれば長くなるほど利子の負担がかさみます。

 

 例1)金利15.0%にて5万円を借りて1ヵ月で返済した場合

 50000円×(15(%)÷12)=50000円+(50000円×1.25%)

 1.25%=0.0125  50000円+(50000円×0.125)

返済額は、50000円+625円=50625円になります。

 

 50000円を1ヵ月負担するだけで、625円掛かります。

 

例2)金利15.0%にて5万円を借りて6か月で返済した場合

 50000円×(15(%)÷2)=50000円+(50000円×7.5%)

 7.5%=0.075    50000円+(50000円×0.075)

返済額は、50000円×3750円=53750円になります。

 

 リボ払いで6か月の間返済できなかった場合、3750円も余分に負担しなければなりません。

 

 そのように考えると、リボ払いの恐ろしさを感じると思います。

 もっと金額が多く、月々少額で払った場合、利子がかさみ、自分で自分の首を絞めることになります。

 

 ぜひとも、皆様に覚えて頂きたいのが、「72の法則」です。

 

 「72の法則」の意味は、金利7.2%で借りた場合、約10年で借りたお金の2倍を支払わなければならないというものです。

 

 100万円を金利7.2%で、10年間借りた場合、200万円(元金100万円+利子100万円)を返済しなければならないということです。

 

 7.2%でも長期間借りっぱなしにすれば、金利が2倍に膨らむわけですので、リボ払い(年率15%)にすれば、もっと早い期間で金利が2倍に膨らむことが想像できます。

 使い方を間違えると自己破産の道もあり得るわけです。

 

 そのような理由から、「安易にリボ払いにしてはならない」ということです。楽天カードは、色々とリボ払いキャンペーン(例:リボ払いにすると3000ポイント進呈します)をしてきますが、その誘惑に乗ってはなりません。後で痛い目に遭うこと必至です。

 ポイントを貯めるためにクレジットカードを使う方も多いかと思います。利子を支払うことによって、そのポイントを打ち消すほどの金利を支払わなければなりません。

 

 その為、カード払いをするときは、「1回払い」を前提にしていただきたいです。ちなみに「2回払い」までは、金利は無しです。私の場合、「2回払い」は高額な電化製品(冷蔵庫・洗濯機)を買った時限定に使用しています。

 

 皆様、是非ともカードの最低限の知識を知って、楽しくクレジットカードを使っていただけたらと願っております。

 

 ここまでお読みいただきありがとうございます。

 

参考ホームページ:https://news.cardmics.com/

楽天カードが批判されている5つの理由まとめ!」