鉄道雑感

「鉄道雑感」でありますが、鉄道に限らず様々な私見を述べていきたいです。

駅伝への誘い

今週のお題「○○の秋」

 

 今日、10月2日ですが、秋という感じが全くしません。気温は30℃くらいでまさに夏の延長。今年は7月の下旬近くまでは本当に涼しかったので、暑い期間が平年よりもずれています。でも、暑いのは本当に嫌なので、暑い期間より長く感じております。

 

 さて、「○○の秋」というテーマですが、秋といえば、駅伝やマラソンのシーズンです。夏は、北海道マラソンはありますが、あまりマラソン大会は開催されていません。秋に突入し、駅伝大会やマラソン大会が開催されはじめてきます。これこそが、秋の始まりといえるでしょう。

 

 私自身、駅伝やマラソンを見ることが好きです。テレビの全国放送しか見ませんが、見るときは見入ってしまいます。

 今年は、マラソンではMGCが2019年9月15日(日)に開催されました。男子の話でいえば、設楽悠太さんが初めから飛ばしてスタートに入ったことがとても印象に残っています。その心意気が素敵でした。私は、この心意気は、女子の選手の新谷仁美さんに通ずるものがあると思います。

 新谷仁美さんは、今年の世界陸上の10000mに参加し、11位という結果でした。タイムは、31分12秒99でした。実は、このタイム、日本の女子で言えばトップクラスのタイムなのです。かなりベストなタイムであるにもかかわらず、レースが終わった時、「ただただ、日本の恥だと思った」との言葉に衝撃を受けました。新谷仁美さんのタイムで「日本の恥」なら、実業団の選手は「ほとんど日本の恥」ということになると突っ込みたくなるレベルです。それほど、新谷仁美さんは優秀で、人一倍のストイックさがある方で尊敬をしています。「恥どころか日本の誉ですよ。」新谷さん。

 新谷仁美さんは、去年の11月に行われた「東日本女子駅伝」のアンカー(10㎞区間)で、最初の1㎞で2分52秒で入ったことにびっくりしたことが強く記憶に残っています。新谷仁美さんは、対戦相手を把握せず、ひたすら前のみを向いて走っている姿が他のランナーとは、大きく違う所であると思いました。

 新谷仁美さんは、一度25歳で陸上を引退しましたが、30歳になって、また復帰しました。前も本当に強い選手でしたが、この復活劇は天晴としか言いようがありません。また、「走ることが好きだと思ったことが一度もない」という言葉もびっくりです。ビジネスであると割り切って走れる。自分にはなかなかできないなと思う次第です。

 さて、設楽悠太さんと新谷仁美さんはどちらも駆け引きを考えることはあまり好きでないというところは共通しているのではないでしょうか。そして、どちらもプロ意識がとても高く、不思議キャラであると感じます。

 設楽悠太さんも新谷仁美さんも東京オリンピックにでてほしいなと心から強く願っています。その二方に励まされた夏でした。

 

 

 10月から駅伝中継が開催され始めます。先ず、10月14日に出雲駅伝が開催されます。出雲大社からスタートし、45㎞を6人でつなぐレースです。

 今、大学駅伝は、「東海大学青山学院大学東洋大学」が特に強いと言われていますが、私としては、「駒澤大学國學院大學」を応援しております。ちなみに、國學院大學の前田監督は、駒澤大学が初優勝した時、キャプテンを務めていました。駒澤大学の大八木監督と國學院大學の前田監督とは師弟関係です。その師弟関係でライバルとして戦う姿が今から楽しみです。東洋大学も応援しています。競歩も強くて素晴らしいです。

 

 その次に全日本大学女子駅伝が、10月27日に開催されます。今は、「名城大学」が一番の旬であります。強い選手がたくさんいます。関東では、個人的に城西大学東洋大学拓殖大学を応援しています。

 城西大学は、男子は20年位で歴史的にあまり深くないですが、女子は結構伝統校です。今は赤羽夫妻(赤羽有紀子さん、赤羽周平さん)が指導されていて、赤羽イズムが浸透しそうです。城西大学女子陸上部の中で最も印象に残っている選手といえば、「赤羽有紀子さん」です。ホクレンで活躍した姿も記憶に残っています。今、1年生も結構有望な選手が多くいますし、今後のダークホースとなりそうです。

 東洋大学は、男子とともに応援しています。2、3年前か、全日本大学女子駅伝で8位を取ったときは、本当に興奮しました。嬉しかったです。

 拓殖大学は、女子陸上部が始動してから恐らく3年目です。女子陸上部としての歴史は浅いですが、監督の熱い心意気が素敵だと感じます。テレビでも見ましたが、監督は本当に熱いハートでした。選手の為にグラウンドの整備をし、料理もし、感動した映像が見られました。選手の方々が誠実な雰囲気を醸し出していて応援したくなります。

 

 駅伝は他にも色々ありますが、今回の紹介はこれで終わりにします。

 

 秋は駅伝を見て、今年も「秋」を感じていきたいです。