私は、2019年8月13日、青森駅から北海道まで北海道新幹線に乗り、移動しました。北海道新幹線が開通する前に青森駅から函館駅まで行ったことがあります。それと比較し、どのあたりが難儀になったかをお話します。
1.北海道新幹線を利用した青森駅~函館駅の行程
8月13日の行程
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5時45分 新青森駅着
6時32分 新青森駅発 (新幹線・はやて号)
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7時34分 新函館北斗駅着
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8時7分 函館駅着
・この行程で、2時間26分かかりました。新青森駅で長い時間待ったので、時間がかかったパターンです。
8月15日 復路の行程
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7時18分 新函館北斗駅着
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8時35分 新青森駅着
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8時50分 青森駅着
・この行程では、1時間51分にて到着しました。新函館北斗駅で20分待ったのですが、結構早く着いた行程です。
私が北海道旅行をし、新幹線に乗ったとき、待ち時間によって所要時間はばらばらでした。
2.北海道新幹線が開通する前のダイヤ
私が乗ったことがあるのは、新青森駅発函館行でしたが、今回は、青森駅~函館駅を基準にみていきます。
スーパー白鳥号 前面
白鳥号 国鉄型車両
スーパー白鳥1号(JR北海道車両) 10時30分発→12時22分着 所要時間:1時間52分
白鳥17号 (国鉄型車両) 15時6分発→17時2分着 所要時間:1時間56分
その他を見ましても、1時間51分~2時間11分にて推移しています。
スーパー白鳥38号 17時7分発→18時57分着 所要時間:1時間50分
白鳥96号 18時21分発→20時17分着 所要時間:1時間56分
その他を見ましても、1時間50分~2時間5分にて推移しています。
3.北海道新幹線が開通し、不便になった点
①乗換が多い
青森市は、青森駅が中心になります。青森駅を基準に見ると、青森駅から新青森駅まで行かなくてはなりません。それから、新幹線乗り場に行きます。その後、函館市中心部へ行く為には新函館北斗駅に着いた後にももう1回乗換が必要となります。2回とも乗換まではそう長い移動はしませんが、重い荷物を持っている場合、移動することが難儀でしょう。北海道新幹線が開通するまでは、乗換はありませんでした。
②乗継が悪ければ、時間が掛かる
私が北海道入りするときの新幹線(6時32分)に乗る場合、青森駅からですと、5時41分の列車に乗るしか手がありません。そうすると、40分以上、新青森駅で待たされることもあります。待ち時間があることによって、時間が掛かります。
⓷値段が高くなった
北海道新幹線ができたことによって不便になったことの一番の理由は、これかもしれません。
北海道&東日本パスを利用した場合、
北海道新幹線が開通する前(在来線の場合)は、新青森駅~函館駅の自由席
を払えば、上記区間に乗車可能である特例があります。
(青春18きっぷでは、そのような特例は適用されず、オプション券を購入することになります。)
その自由席の価格と特定特急券の価格の差が物凄くあるのです。天と地の差のレベルです。
これを見ると、新幹線になってからは、価格が2倍以上になっています。
特定特急券 実際の切符
「北海道&東日本パス」を利用している身としては、北海道新幹線が開通したことによって、値段も高くなったし、乗換がを2回しなければならないという点にて、不便になった(改悪した)と強く感じました。
改悪したながらも、北海道新幹線で函館へ行き、価格を安く抑えたい場合、えきねっとの「お先にトクだ値」を利用するのがお勧めです。(えきねっとにて出発日の13日前までに予約)
新青森~新函館北斗:7260円→割引後(40%割引)4350円(9月30日までの価格)
参:北海道新幹線開通前(青森~函館:指定席)5490円
青森駅からですと、えきねっとの「お先にトクだ値」を利用するのがお勧めです。
また、青函フェリーを利用するのも良いと考えます。(2等席:1600円・繁忙期2000円)です。ゆっくりと旅をしたい方はそのルートも手です。
読んで頂きありがとうございました。